キルチームをはじめる
ウォーハンマー40,000で戦う一般兵たちにスポットを当てた小規模スカーミッシュゲーム。
旧版から細かいアップデートがされていて、より始めやすく、より遊びやすくなりました。
基本的にはユニットボックスを1~2箱購入するだけで編成ができるため、
「気になっていたあのアーミーをちょっとつまんでみようかな」と、財布の紐を緩めてくるニクいゲームです。
ウォーハンマー40,0000 キルチームは、人類が宇宙に進出してから4万年後、暗黒の41千年紀を舞台に繰り広げられる、様々な種族の戦いをテーブル上で再現するターン制のゲームです。
ミニチュアがそれぞれ能力値を持っており、各分野に長けた兵たちからなる先鋭部隊(キルチーム)をプレーヤーが各自編成して対戦します。
このページでは、ウォーハンマー 40,000 キルチームをゼロからはじめる際に必要な物や、楽しく続けるためのアイテムを紹介します。
絶対に必要なもの
コアブック
ウォーハンマー 40,000 キルチームの基本ルール。
プレイヤーが各ターンで行える、ミニチュアの移動、攻撃方法などの戦闘の手順や、データシートの見方、ゲームにおける用語などの説明が記載されている。
ゲームの勝敗、シナリオでの目標の達成などで自分のキルチームを成長させることが出来るキャンペーンモードのルールも収録されている。
ミニチュア
ウォーハンマー 40,000 キルチームをプレイするために必要な駒。
1箱に複数のミニチュアが入ったユニットボックスや、1つの勢力で遊ぶために必要な様々なモデルが入ったお得なボックスセットや、対立する2つの勢力が入ったバトルセットなどがある。
どれも未組立・未塗装のプラモデルなので、組立にはニッパーなどの工具が必要となる。
ゲームをする際に必要なミニチュアの数は、遊び方やルールによって異なる。
ダイス&キルゾーンエッセンシャル
ウォーハンマー 40,000 キルチームをプレイする上で重要なアイテム。
使用するミニチュアによって移動出来る距離や攻撃の範囲が異なり、それぞれが記号で表されている。これらを実際のテーブル上で測って判定する際に、コンバットゲージが必要になる。
他にも、各兵の状態を表すために便利なトークンや、敵の攻撃から身を守るために必要なバリケードがあり、「キルゾーンエッセンシャル」はこれらの小物がセットになっている。
また、このゲームでは、攻撃やセーヴの成功失敗などのゲーム中に起きる様々な出来事を六面体ダイスを使って判定する。
コンペンディウム
各勢力ごとのデータシートや使用可能な戦術等をまとめた書籍(コマンドとデスコーアのみ別の書籍に収録)。
キルチームはこの書籍に書かれた制限に則って編成することになるので、ほぼ全てのプレイヤーにとって必須となる。
ゲーム体験を豊かにするもの
戦術目標カード
このゲームで勝利するためには、ミッションで提示される主要目標とは別に、副次的な目標を達成することが重要になる。
それらの目標の内容一覧はコアブックにまとめられているものの、「プレイヤーごとにデッキを作成し、シャッフル、ドロー」という工程で目標を決定する都合上、カードとして持っていると快適に遊べるようになる。
キルチーム:オクタリウス
上記の各アイテムのうち、コンペンディウムを除いたすべてのアイテムがひとまとめになった上、情景モデルまで付属しているお得なセット。
(コマンドやデスコーアの勢力で遊びたい場合、このセットに入っている書籍が必須となる)
シタデルカラー
暗黒の遠未来を生きる魅力的なミニチュアをペイントするのに適した水性の塗料。
溶剤を使用せず、水だけで薄めることが可能、臭いもないので、フィギュアの塗装にはじめて挑戦する人も安心して使用出来る。ほとんどが筆塗り用にデザインされている。
ミニチュアの箱や関連の書籍には、使用したカラーやペイントの手順などがしっかりと紹介されているため、少しのコツさえつかめば、自分が塗り上げた、世界にひとつだけのオリジナルミニチュアのペイントを存分に楽しめる。
ゲームテーブルと対戦相手
ウォーハンマー 40,000 キルチームは、各種ミニチュアに加え、そこそこの広さがある平らな場所が必要とされるため、快適なゲームプレイのためにはある程度の場所も求められる。
また、ゲームに使用する駒としてのミニチュアだけではなく、ウォーハンマー 40,000のエピックな戦いをテーブル上で再現するための魅力的な建物や情景のモデルも販売されており、臨場感のあるプレイとSNS映えには欠かせないアイテムとなっているが、いかんせん値段も高い上にとてもかさばる。
東京都文京区千石にあるジャイアントホビーには、これらがほぼ完璧に揃った常設のテーブル4卓に加え、ペイントブースやビール、ソフトドリンク、ホットドッグ等を楽しむスペースを完備。
定期的に開催されているゲームデイの他にも、対戦相手を募集して探すことの出来るコミュニティツールもあるので、是非とも利用したい。
スタッフの一言
旧版のキルチームで遊びづらいと言われていた部分がしっかりとブラッシュアップされていて、
「こんな良いゲームをよくぞ出してくれました!」という感想。
本家であるウォーハンマー40,000のミニチュアを使いつつも、ゲームルールとしてはキッチリと棲み分けが
されているのも高評価ポイントですね。
攻撃の処理に必要なダイスロールの回数が少なく、
交互アクティベーションのおかげで相手の手番を見てるだけの時間もほとんどない。
このスピード感が戦闘の臨場感に一役買っていると思います。
「仕事帰りの空いた時間にちょろっとキルチーム」なんて遊び方もできるお手軽さ、
ぜひ皆さんも体験してみませんか?