エイジ・オブ・シグマーをはじめる
ゲームズワークショップのメインコンテンツの一つそれがウォーハンマーAOS
竜が空を飛び、巨人が大地を闊歩するような世界の大戦を再現できるミニチュアゲームなので、ファンタジーモデルが好きならAOSからウォーハンマーを始めることをお勧めします。
リリースされているミニチュアはとんでもなく多く、自分のお気に入りの軍勢を決めるのにも一苦労すると思いますが、そういうところから楽しめちゃいます。
書籍が日本語化されているのでそういった部分でも始めやすいコンテンツになります。
ウォーハンマー:エイジ・オブ・シグマーは、<定命の諸領域 ーモータルレルムー>を舞台に繰り広げられる、様々な種族の戦いをテーブル上で再現するターン制のゲームです。
ミニチュアやユニット(複数の兵隊で構成された部隊)がそれぞれポイント(コスト)と能力値を持っており、それらをプレーヤーが各自編成して対戦します。
このページでは、ウォーハンマー:エイジ・オブ・シグマーをゼロからはじめる際に必要な物や、楽しく続けるためのアイテムを紹介します。
絶対に必要なもの
コアルール
ウォーハンマー:エイジ・オブ・シグマーの基本ルール。
プレイヤーが各ターンで行える、ミニチュアの移動、攻撃方法などの戦闘の手順や、後述のウォースクロールの見方や、各種ルールブックに共通する用語などの説明が記載されている。
2021年現在、ゲームズワークショップ公式ホームページより無料でダウンロード出来るほか、ウォーハンマー:エイジ・オブ・シグマーのスタートセットや、バトルボックスなどにも冊子が封入されている。
ミニチュア
ウォーハンマー:エイジ・オブ・シグマーをプレイするために必要な駒。
1箱に複数のミニチュアが入ったユニットボックスや、大型モデル1体のみが入ったもの、1つの勢力で遊ぶために必要な様々なモデルが入ったお得なボックスセットや、対立する2つの勢力が入ったバトルセットなどがある。
どれも未組立・未塗装のプラモデルなので、組立にはニッパーなどの工具が必要となる。
ゲームをする際に必要なミニチュアの数は、遊び方やルールによって異なる。
ダイス、インチメジャー
ウォーハンマー:エイジ・オブ・シグマーをプレイする上で最も重要なアイテム。
このゲームでは、兵の進軍のスピードや攻撃の成功不成功、魔法の効果やダメージ値など、ゲーム中に起きる様々な出来事を、主に六面体ダイスを使って判定する。
また、使用するミニチュアによって移動出来る距離や攻撃の範囲が異なり、それぞれが数値で表されている。これらを実際のテーブル上で測って判定する際に、インチメジャーが必要になる。
専用にデザインされた物も販売されているが、ダイスは1~6の数字がわかるもの、メジャーはインチ表記のあるものであれば良い。
ウォースクロール
ウォースクロールは、ウォーハンマー:エイジ・オブ・シグマーで使用するミニチュアの能力が記載されたデータシート。数値で表された武器の威力(主にダイスを使う)や、特殊能力を用いて対戦する。
ミニチュアが所属している勢力についての詳細なルールの載った書籍「バトルトーム」や、ミニチュアの組立説明書、専用のアプリなどで確認することが出来る。
ゲーム体験を豊かにするもの
バトルトーム
バトルトームは、ウォーハンマー:エイジ・オブ・シグマーの世界に登場する勢力や種族をゲーム上でより深く再現するための書籍。
所属する兵のウォースクロールの他に、ゲームで使用出来る専用の魔法や特殊な能力なども記載されている。
ゲームのルールだけでなく、その勢力のウォーハンマー:エイジ・オブ・シグマーの世界における設定や物語などが、美麗なイラストとミニチュアの写真と共に紹介されており、コレクション性が高いのも魅力。
ジェネラルズ・ハンドブック
ウォーハンマー:エイジ・オブ・シグマーのゲームを拡張するためのルールブック。
複数人で遊ぶ際のルールや勝利条件の違う様々なミッションなど、ゲームプレイの幅を大きく広げるだけでなく、より競技性の高いルールで遊ぶためのガイダンスやプランが記載されている。
毎年新しく発行されており、洗練された形でルールが更新されるので、アクティブなプレイヤーには必携の書となっている。
キャンペーンブックや書籍
ウォーハンマー:エイジ・オブ・シグマーのゲームを拡張するためのルールブック、物語。
舞台となる世界、<定命の諸領域 ーモータルレルムー>の歴史を揺るがすほどの戦いや出来事についての物語にくわえ、それらをテーブル上で追体験するためのゲームルールなどが収録されている。
ゲームのルールと完全に切り離された小説も発売中。
シタデルカラー
<定命の諸領域 ーモータルレルムー>を生きる(死んでいるものも含む)魅力的なミニチュアをペイントするのに適した水性の塗料。
溶剤を使用せず、水だけで薄めることが可能、臭いもないので、フィギュアの塗装にはじめて挑戦する人も安心して使用出来る。ほとんどが筆塗り用にデザインされている。
ミニチュアの箱や関連の書籍には、使用したカラーやペイントの手順などがしっかりと紹介されているため、少しのコツさえつかめば、自分が塗り上げた、世界にひとつだけのオリジナルミニチュアのペイントを存分に楽しめる。
ゲームテーブルと対戦相手
ウォーハンマー:エイジ・オブ・シグマーは、各種ミニチュアに加え、そこそこの広さがある平らな場所が必要とされるため、快適なゲームプレイのためにはある程度の場所も求められる。
また、ゲームに使用する駒としてのミニチュアだけではなく、ウォーハンマー:エイジ・オブ・シグマーの壮大な戦いをテーブル上で再現するための魅力的な建物や情景のモデルも販売されており、臨場感のあるプレイとSNS映えには欠かせないアイテムとなっているが、いかんせん値段も高い上にとてもかさばる。
東京都文京区千石にあるジャイアントホビーには、これらがほぼ完璧に揃った常設のテーブル4卓に加え、ペイントブースやビール、ソフトドリンク、ホットドッグ等を楽しむスペースを完備。
定期的に開催されているゲームデイの他にも、対戦相手を募集して探すことの出来るコミュニケーションツールもあるので、是非とも利用したい。
スタッフの一言
ミニチュアゲームを楽しみ尽くそう!
ウォーハンマーって「ちょっと気になる」ってところからいざ「始める」ってなるまで結構な敷居の高さがある趣味なんですが、始めて見るとかなりの長期間飽きずに遊べる趣味だと思います。近年日本でも昔よりは露出が増えてミニチュアだけは買ってみたって人も増えてると思いますが、死蔵せずにゲームまでたどり着くとウォーハンマーの魅力が更に体験できますので、ちょっと気張って一歩を踏み出してみてください。
とんでもない世界が広がっていますよ~~。
タケウチ